FM Redio Berry 鹿島田千帆と行く
ベトナム&タイ集中取材2015
<日付:2018年11月27日>
1 JL 759 17NOV NRTSGN HK1 1755 2230
1 VN 601 20NOV SGNBKK HK1 0850 1020
3 JL 708 22NOV BKKNRT HK1 0815 1605
この出張に行ってから、オフショア活用を真剣に検討し始めました。
この取材での訪問先は、美容室、工場、ケーキショップ、CADオフィス、日本語学校などさまざまで、それぞれの場所で日本人オーナーや日本人スタッフ、現地スタッフの方々などに出会いました。
そこでは、観光旅行では見聞きできない、ビジネスの場としてのベトナムとタイがありました。
まず、最初に行ったベトナム・ホーチミン。
スズキプレシオンの吉村さんと、現地のDraphoe CAFÉ & Bistroの高橋さん(あ、ご結婚おめでとうございます!)には本当にお世話になりました。現地での生活のお話は楽しくもあり、またリアリティのある体験談に海外進出への勇気をもらいました。
また、J First Tokyoにいらしたビューティ・アトリエの鴇田さんには、多数の従業員管理やお客さまを通じてのベトナムで仕事をすることの面白さと大変さを教えていただきました。
それ以外にも、板通さんや、TANOIさんの現地子会社SEEBESTさんにも、大変お世話になりました。
その中で驚いたのは、現地の日本語学校でした。そこでは、制服を着た高校生くらいの子が日本語と合わせて、礼儀作法を学んでいるのですが、なんていうか軍隊式という感じで。また、就職が決まったという女の子に就職先を聞くと、「釧路の水産加工工場です。」と目をキラッキラッさせて言うわけです。でも、きっとそこはむっちゃ寒いだろうに・・・。なんか、そこでは無性に切ない思いをしました。
そして、当社がベトナムでオフショアを行う最大のきっかけになったのが、PC 約60台でオペレーターがCAD業務をしていたエマールさんのホーチミンオフィスを見たときです。それまでは、正直、「ひとごと」だった見学が、いきなり自分事になった瞬間でした。若いエンジニアたちが生き生きとオペレーションをしている姿。実績を競い合い、優秀な実績を上げて表彰された青年の誇らしげな顔。このような生産体制を構築した早坂社長を、心からうらやましいと思いました。
次にタイへ行きました。
感じたのは、これはもう投資先としては進みすぎちゃってるかも?ということでした。
空港からホテルまでの車窓から見える風景は、その前までベトナムで見たそれと比べると、圧倒的に先進国を感じさせるものでした。そして、ホテルのそばから走っていたBTSに乗り、セントラル・エンバシーやMBKセンターなどへ行くと余計に感じられました。
きっと地方は様子が異なるのでしょうが、バンコクは宇都宮より都会だったわけで、これではコストが合わないだろうなと思ったわけです。
また、出かける前にタイ在住の後輩に聞いても、爆弾テロがあった後であり、国王崩御も近いと噂されているなど政情が不安化する要素もあるなどあまりお勧めできないというものでした。
ということで、なんとなくベトナムに進出しちゃおうかなぁ~って感じでツアーからは帰国したのでした。