「栃木から世界へジャンプ」は、毎週火曜日の朝9:30分からレディオベリーで放送されている番組と連携し、栃木県から海外に進出するビジネスのサポートと、栃木県でグローバル人材を採用するためのサービスを提供するウェブサイトです。

第4話 海外の活用方法/オフショア進出を考える
(付録)ベトナム観光ビザを取った話

<日付:2018年11月29日>

ハノイへは、人事担当役員と2名で行くことにします。
このときも、航空チケットとホテルを自分たちで予約するなどという器用なことは出来ないので、ハノイ3泊4日フリーのツアー旅行を予約しました。

ツアーの予約を無事に終えてから、海外の活用方法、カッコよく言えばオフショアへの進出方法を改めて調べることにします。
本当なら、調べてから行くのを決めるのでしょうが、この辺が実にいい加減なところで。

調べてみると、オフショア進出には、見学した会社さんたちのように「自社で現地法人を設立する」以外にも、業務だけを海外の会社へ発注する方法や「ラボ」という方法があると知りました。

「ラボ」(ラボ型開発)というのは、
・海外の会社に自社専用のスタッフを確保してもらい、そのチームに仕事を発注する方式である。
・そのチームスタッフは固定するため、まるで自社で現地法人を設立して社員と一緒に業務を行うことが出来る。
・会社を設立しないので、効果が出ないときの撤収が楽。
・人材採用や会社運営などの間接業務の負荷がない。
など、メリット盛りだくさんの方法だと。

「これは、すごくいい方法じゃんッ!」と、早速、ネットで検索します。
ハノイに事務所のあるラボ会社のうち、サイトの内容がわかりやすく、また好感度の高かった3社にメールで連絡をします。

うち2社から回答をもらい、ハノイの事務所へ訪問し、そこで話を伺うことにしました。

なお、今回、30日以内でベトナムに再入国するため、初めてビザを取得しました。

ベトナムは、日本国のパスポートを所持していれば、15日間の滞在が可能となっていますが、16日間以上の滞在や30日以内に再入国したい場合はビザが必要となります。
と、ツアー会社に言われ、あわてて取りに行くことになったのですが・・・。

ちなみに、ビザの種類は20種類もありますが、普通は観光ビザ(DL)かビジネスビザ(DN)かと思われます。

自分は、旅行内容はビジネスとは言えないので観光ビザを取ることにします。

観光ビザは、
・期間が1ヶ月と3ヶ月の2種類。
そして、
・一度出国すれば無効になるシングルエントリービザと、ビザ有効期間内なら何度も入出国が出来るマルチエントリーの2タイプがあります。

今回は、シングルエントリーの期間1か月を取ることにします。

観光ビザの取得方法はいくつかありますが、自分は初めてでもあるし、一番わかりやすいベトナム大使館で発行してもらう方法を選びました。

必要なのは、
・パスポート
・証明写真(3cm x 4cm)
・申請書(窓口にもありますし、大使館のホームページからもダウンロード可能です。)
http://www.vnembassy-jp.org/ja/
・申請費用(現金)
ちなみに観光ビザの申請費用は、その内容によって異なり、1か月シングル:¥5,500/1か月マルチプル:¥10,000/3か月シングル:¥7,500/3か月マルチプル:¥14,500と種類によって異なります。

ということで、ネットでビザ申請書をダウンロードし、証明写真を持って代々木八幡のそばにあるベトナム大使館へ向かいました。

<参考>http://trendyasia.xyz/vietnam_touristvisa/

ネットでは相当の時間が必要とか、不親切だとか書かれたページもあり、かなり不安でしたが、実際には30分程度で発行され、拍子抜けするほど簡単でした。

そして、いよいよハノイへ行くことになります。